
私達がみなさんにお渡しする写真は、「ナチュラルポートレート」。
“ポートレート”という言葉自体聞き慣れない方も多いと思うのですが、
辞書によると、“肖像画・肖像写真”となっています。
ここでいうポートレート写真とは、肖像画の写真バージョン、ということですね。
肖像画というと、ちょっと硬いイメージですが、
あのモナリザのように自然な笑みの肖像画もあります。
写真の中で言うと、誰もが知っている証明写真も広い意味では
ポートレートかもしれませんが、
私達の言うポートレート写真は、もう少しくだけたものを指します。
っと、前置きはこのくらいにして、アリアフォトグラフィックスタジオが
目指すポートレート写真は、“ナチュラル”。
より自然な姿を捉えたいのです。
作られたようなポーズや硬い仕草、表情ではなく、その人の普段の仕草、
立ち方のような雰囲気のなかで、その人の心を感じられるような自然な表情の写真です。
もちろん、その人が満足するくらい、よく(キレイに、またはかっこよく)
写っていることも兼ね備えていることが前提です。

通常、家族や友人などが撮る写真は、ナチュラルに近いです。
その人に慣れているから、素の自分が出しやすいわけです。
(もちろん、写真嫌いの人は、相手が誰であろうとナチュラルに撮られることは、
ほとんどできないようです。それを克服するのが、私達の仕事ですが・・・
その詳しい話は後ほど。)
でも、撮られる側が満足するくらいキレイに残るか
というと、そうではありませんよね。
キメ顔を持っていて、いつでもできたり、撮られ好きな方は別ですが、
そういう方は、シャイな日本人の中では特に少ないのが現状です。
どうしたらキレイに撮ってもらえるのか分からない方がほとんどなのです。
では、一般的な写真館や写真スタジオでの写真はどうでしょう?
"きちんと、綺麗に撮る”ことが目的のこういった場所では、
「あごを引いて〜」「こっちの肩をもっと下げて〜」「もっと口角をあげて」
「目を大きく開けて」といった表面的にキレイに撮られる方法は言ってくれます。
もちろん、四方八方からのライティングもバッチリです。
ただ、言われたことをそのままできる人ばかりでもないし、
そもそも“作られた表情”なので、不自然になってきてしまいます。
「口は笑っているけど、眼は笑ってない」がその典型。ライティングも、
現実では四方八方から光がきていることはなく、顔が真っ白だったりもして、
やはり不自然になってしまいます。

私達がお渡ししたい写真はそういう写真ではありません。
「作られた笑顔」に感動したり、心を動かされる人はいないでしょう。
そして、なんだか不自然だな、と思ってしまうと、真実味がなくなり、
その写真は心に残りません。
いい写真だ、と思える写真はすべて、そのときの、その人の気持ちが感じられる、
もしくは想像できる写真のはずです。
そして、心が動かされる写真だからこそ、
ずっと近くに置いておきたかったり、誰かに持っていてもらいたかったり、
何年経っても見返したくなる写真になるのです。
楽しそう、面白そう、優しそう、悲しそう、(これらの表現は単純ですが・・・)
そんな心がその写真から読み取れる写真が、
本当の意味での「ナチュラルポートレート」だと私達は考えています。
そして、私たちは、今までもこれからも、そういった写真をお渡ししていきたいのです。
