家族や友人に撮られる写真は普通の私だったり、結構お気に入りもあるのに、
プロに撮ってもらうと緊張しちゃってよく撮れない・・・、
「笑って」と言われるけど笑えない・・・
と撮影前に話されるお客様が、アリアフォトグラフィックスタジオでは
多くいらっしゃいます。
なぜ、写真館やスタジオだといい表情で撮られることができないのか・・・
一番の原因はリラックスできていないこと、にあります。
慣れていない場所で、慣れていないカメラマンに、ポーズを取ったり、
自然な笑顔を向けたり、なんて、ホント並大抵ではないですよね。
しかも、短い時間の中でいい写真を残さなければいけない、という思いが
みなさん強いうえに、カメラマンの「笑って」などの言葉は、
さらにプレッシャーを与えてしまうのです。

そこで、アリアフォトグラフィックスタジオでは、みなさんにリラックスして
もらうため、コミュニケーション重視の撮影をしています。なるべく、
友人のようになって撮影したいと思っています。では、具体的にどうしているか
というと・・・

写真は、その人の内面も写し出すものだと思っています。だから、本当に
その人らしい写真は、その人を知らなければ撮れないと思っています。
ファインダーを覗いて撮りだしたらすぐに、その人の内側まですべて見抜けてしまう、
なんて能力があるわけではないですし(笑)、限られた時間の中で
背景の雰囲気やライティングなど、その人に一番合ったものにするために、
まず話すことによって、お互いを知ることが大切だと考えています。

会話が弾めば、リッラクスするのは誰でも同じですよね。
じっとカメラに向かっているだけでは、”撮られている”という意識が
強くなってきてしまい、顔を作らないと、などと思ってしまって、
自然な表情とはかけ離れてしまいます。
普通の会話で普段に自分になってもらいたいと思っています。

名字で呼ばれるのと下の名前で呼びあうのでは、ちょっとしたことですが、
限られた時間の中で親しみが増し方が違いますよね。もちろん、それは苦手、
という方もいらっしゃるので、心地よい呼び方をはじめに決めますが、
こんなちょっとしたことが大事だと思っています。

できるだけ敬語は遠慮させてもらっています。「笑ってください」と言われて
笑える方が少ないのは想像しやすいと思いますが、それ以外の会話でも、
程よくくだけて、お互いに楽に話すことがリラックスしてもらえる、ひとつの
要因になると思っています。もちろん、平均年齢28.5歳の私達なので、
年上の方も多いですから、くだけすぎず、ですが。

カメラマンが「かわいいねー」などと言いながら撮っている風景をどこかで
見たことがある方もいらっしゃると思います。私達は、そういった場面でも、
心で思っていないことは口に出さないようにしています。本当に思っている
いないことを言っても、なんの意味もないですし、伝わらず、逆に、気持ちが
遠ざかる気がします。
うんちくを挙げてみましたが、最終的にはこういった項目の問題ではなく、
気持ちの問題で、人としての関係が築けて、心を開いてもらいたい、といつも考えて、
撮影に臨んでいます。写真は撮られる人の心も写しますが、撮る側の心も
写します。私達もこういった関係作りをすることによって、単に被写体となる
一人のお客さん相手という気持ちではなく、この人のためによりいい写真を撮りたい、
と心から.思いたいのかもしれません。
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